2008年08月07日
ジム・マキュアン

それが・・・
ブリックラディー蒸留所
その中でも今日は特に思い出の逸品をご紹介。
それは・・・
ブリックラディー ポート・シャルロット 2001/2006_5年 63.5%
通称 「PC-5」
少々昔の話になりますが,
このモルト,実は発売前に,ブリックラディー蒸留所に行った方から
少量の試飲した残りのサンプルを,ごく少量
,舐めさせて頂きました。いつものブリックラディーとは全く異なり,十分なピートアイラで
「ラフロイグに近い味わいで大変強烈で長いピートヨード。これは発売されたら即買い!」
と簡単なテイスティングコメントがありました。
・・・
それから数か月後,PC-5が販売され,即,購入しました。(今はPC-6ですね?)
その時の酒屋のコメントがこれ。(多分,リカーズハセガワより)
通常のブルイックラディのピートの効いたタイプで樽はバーボントシェリー。
予想外にバニラやトフィーのニュアンスが強く,輪郭のはっきりとした甘さもあり,
ヘビーピートとの不思議なバランス。6038本限定生産。シリアルナンバー入り。
あっ
,今日はテイスティングの話ではありません
そう,購入からさらに1年後?
ブリックラディー・クラシックが発売されるにあたり,
蒸留所責任者「ジム・マキュアン氏」が来日するとの事で,
ジャパン・インポートでの講義の前日,
マキュアン氏と交流のある知り合いを通じて,
既に来日しているマキュアン氏を,っ!

な,なんとっ
,ウイスキー・ワールド2007に呼び出すことに
成功!
その知人を勝手に通訳にして,記念サインと写真を撮らせて頂きました。

ここからはオフレコで・・・

翌日,ジャパン・インポートの講習会に潜入し,
昨日マキュアン氏と約束したこと実行してもらいました。
それが・・・
本当はジャパン・インポートさんから,「PC-5へのサインはNG」と言われたのです・・・
ご存じのように,マキュアン氏はポートシャルロット蒸留所の建設に余生を注ぐため,
もう来日する事はナイと断言してました

このチャンスを目の前で逃す事はできません
し,マキュアン氏も「昨日の話,もちろん覚えてるよ!」と,
しっかり英語で答えてくれた
(・・・ように聞こえただけかも
)
非常にモルトに対して情熱を持つ,イイ人だ

がんばれ,ジム・マキュアンさん!

2008年06月13日
困ったボトル
ある日,いつものBARで,カクテルやブランデー,ラムなど,沢山飲めた若い頃,
オーダーを取らずに,マネージャーが目の前にボトルを置いた。
そう,当時は苦手なウイスキーである。
私:「俺,ウイスキー好みじゃないから飲まないよ。下げて違うの持ってきて
」M:「これ,すごいから,とにかく飲んで!!」
私:「だから,嫌いだって言っているジャン!!

」お客様(私)って,我ままを言いたい放題である。
M:「とにかく,すごいウイスキーで,今しか飲めない
,いや
もう飲めないから,今飲んだ方がいい
」私:「だって,凄さも味も分からないよ
」M:「凄さなら・・・はい,これ読んで
」そういってマネージャーはレモンハートのコピーを見せてくれた。
双葉社・レモンハート15巻PART.190「今そこにある昔」の一部である。
私:「よくわからん
」M:「だめ

,よく読んで!」私:「う~~~ん・・・
」M:「トク
,トク
,トク
・・・(注いでいる音)」私:「あっ
!!」M:「うちのは13年でっせ
もっとすごいの
」そんな感じで・・・
1ショット2,500円(当時)もするお酒が自動的に出てきた。(私が支払うのですよ
)それは・・・
ベレ・バーレイ・シングル・シングル13年(ミッシェル・クーヴレー)
一応,説明しておくと・・・
ミッシェル・クーヴレー氏のこだわりで,昔の大麦(バーレイ)品種ベレ種を1985年オークニー島にて大麦を育て, 1986年の夏,ハイランド・パーク蒸留所において大麦を3日間水に浸し,石床で寝かせ, 10日間前後で発芽させ,伝統的なフロア・モルティングによって発芽。オークニーで得た最高の素材を生かしきれる蒸留所,エドラダワーのスチルで蒸留。熟成は最高級のシェリー樽,「オロロソ」樽に入れられたニューポットは, 8年間をスコットランドで,その後,フランスのブルゴーニュ地方ボーヌにある自社の熟成庫で6年以上熟成され,カトリーヌ湖の水で45度に希釈されボトリングされた。当時3樽分が仕込まれ,うちの1樽。
(写真や様子が昔スコッチショップにありましたね!)
当然,モルトにハマって,このボトルの希少性に気づいた私。
酒屋を探しましたが,時すでに遅し・・・

ラスト3ショットになったところでボトルごと買い上げ,我が家に来たのです

しかし,飲めると思って安心していたら・・・
テイスティングコメント,取り忘れて飲み切るっ!
モルト人生,最大の後悔・・・

そんなボトル,
左上のラベル部分に刻印されているので,ラベルコレクションに出来ず,困るありさま。
まあ,邪魔になるまでこのままでもいいんだが・・・

中身が無い分,やっぱり邪魔に感じる・・・

しかも,分類上,スペイサイド?エドラダワー?そんなワケないじゃん

う~~ん・・・本当に困ったボトルである。
2008年05月16日
チール・ナン・ノック
面白い話を聞きました。
スコッチモルト販売のプロデュースで,
チール・ナン・ノックというシリーズがあるのはご存じでしょうか?
確か数年前のウイスキーマガジンで私は知りましたが,
それを知った当初のアナウンスは次のとおり。
スコッチモルト・セールスが新たに輩出した新シリーズ。
閉鎖系の樽を探し出し,カスクタイプでオリジナルボトリング。
あるとき,スコッチモルト販売の社長さまと話す機会がありました。
「どうして閉鎖系が簡単に見つけられるのですか?」
と聞いたら,「簡単ではありませんが,企業秘密です
」とキッパリ。
しかし,えっ~~という顔をすると,小声で
「ある所にはあるのですよ
」
と言いました。
ある所とは,マクファイルとかケイデンヘッドのことでしょうか?
それとも,言えない秘密の場所を指しているのでしょうか?
これらは,買い付けた樽をボトラーズでボトリングしてるようで,
発売当初はマルコム・プライド社がボトリングしていたと記されてます。
マルコム・プライド社
マルコム・プライド社はアンガス・ダンディー社と同資本の会社で,
プレミアム・モルツのシリーズで蒸留所銘を出せないものはマルコム・プライド社表記。
ちなみにアンガス・ダンディー社は50年以上の歴史の家族経営の会社で,ロンドンが本拠。
2002年度はトミントール蒸留所を。2003年度はグレンカダム蒸留所を買収。
ここからが,聞いた話
最近はマルコム・プライド社だけでなくボトリング元が複数あるようです。
このうち,ダラスデューなどは, 2~3個,違う表記があるそうです。
それは・・・
リキッド・コールド社や,スペシャリティー・ドリンクス社と表記されたラベルがあるらしい。
し,知らなかった~~~~
リキッド・コールド社
1997年グラスゴーで創業。ロンバード社とのパイプが太い。
「カレドニアン・セレクション」の名でカスク・ストレングスを頒しているのが有名。
スペシャリティー・ドリンクス社
ロンドンにあるボトラーズブランド。
最初はウイスキー・エクスチェンジ゙社によるネット販売からなるそうで,
ここから厳選されたモルトをスペシャリティー・ドリンクスのラベルでボトリングされている。
The Single Malts Scotlandが有名。
で,肝心な写真は・・・
鮮明なのはこんな写真しかありませんので,下部をよ~く見てください。
Distilleryと書かれた2行下です。
(ポートエレンは表記してなかったようで,参考まで)
さあ,コレクションしているあなた
探したくなったでしょう?


ちなみに,私は・・・1本も持ってません・・・くっ
2008年05月15日
最強の利き酒
いつ頃からなのか?
このBARのシングルモルトも大半に飲みつくした。
そんなあるBARで,バーテンダー(退職してます)が,一言,
「いつも美味いの飲ませろって,言いますが,
こういうモルトは飲んでませんよねぇ~
今日は私に任せてください

」当時は,アイラも大半飲み終わり,その他もボチボチ開拓しつつ,
蒸留所制覇に気を揉んでいた時期でした。
そう,彼に任せてみて,出てきたモルト,
それは・・・
色:琥珀色。
香:風呂場のような香りというより臭い。
ローランドだろ?と思うような重たく鼻にこびりつく香り,
なんだかクセがあるような気配。
味:ドライ,スパイシー。不快な体臭?酪酸系?
まったくウマ味が感じない。
フィニッシュ:湿った感じ。穏やかなのだが,クセある焼酎のよう。
やられた~~~~!


ローランドは飲みたくないって言っていた(時期です)ので,
文句を言ったら,
「これはハイランドモルトです。ロッホローモンドって蒸留所です。」
へっ!
う~~ん・・・

だいたいですね,きゃず3,いいですか?

美味いものって,何ですか?

不味いのがあってこそ,美味いのがあるのです。
美味しいっていうのは,好みもあります。
私はこのモルトが好きですから

そうバーデンダーが言う・・・お説教されてしまった・・・

う~ん・・・



では,嫌いなローランド,あえて行ってみますか?
そういうなら・・・
そう言われて出てきたのが・・・
色:非常に白い白ワイン。
香:ユーカリ?オイリー。重たい。
味:麦芽のような甘さ,もわっとする。キノコ類?のような味。
湿ったダンボールって・・・確かに似ている。
フィニッシュ:少しドライさ。若いから甘い?
ああ,噂のリトルミルってこれですか?
最古の蒸留所とも言われている蒸留所ですね?
確かにオールド ロスデューの後なら,美味く感じる

それ以降,他店でリトルミルを出されても抵抗なく飲めますが,
自らはオーダー,しません・・・
美味いリトルミルもありました。そのうち,ご紹介しますね

しかしオールド ロスデューは未だに好きになれない・・・
今,考えてみれは,すごい2種を同時にテイスティングしたもんだ!
BARのマネージャーに聞いたら,
オールド ロスデューはあまりに人気ないので,
最低設定価格からさらに100円引きで出しているとか?
やられたようで,しっかり勉強

でも,本心は,美味いモルトを提供して頂きたいです・・・
バーテンダーさま,よろしくお願いします

やっぱりブローラ?

2008年04月05日
ケルティックコレクション
有名ですよね?
カスクストレングスでラベルも中身も素晴らしいのが多いですね!
案外,たくさんあるのだなぁ・・・と編集していたら,
カラーラベルのものが少々ありました。
たとえば,これ。
オスロスク 1990 15年 62.8%(左)
(キングスバリー)
オーヘントッシャン 1984 21年 55.4%(右)
(キングスバリー)
これら,2点,すごく美味しくて,欲しくなった。
そしたら,友人が,まだ他に見た事があるよ!
と言って,わざわざ遠くまで飲みに行ったのが,これ。
セントマグダーレン 1982 56.5%
(キングスバリー)
そして,他にグレングラントなどあったが,
やたらと高価だった。
どれにしようか・・・と,考え,
最終的に選んだのは,オーヘントッシャン。
(ハッキリ言って,希少価値からセントマグダーレン選ぶべきでした
)では,先に述べたオーヘントッシャン 1984 21年 55.4%の味はこんな感じ。
色:淡いゴールド。
香:アプリコット,ハニー,洋ナシ,柑橘系フルーツがバンバン香る。
味:フレッシュでフルーティーだが,僅かにオイリー,コショウ,
ハニーと全く他のハイランドウイスキーを思わせる。
フィニッシュ:長くドライな爽やかさ。
しかし加水するといつものローランドが沸いてくるので,カスクのまま味わいたい。
これ,秋の季節,ナシとの食べ合わせ,最高です

ぜひ,試してください。
そうそう,最近分かったのですが,
裏をみたら,(印刷の)ジョンマクドゥーガルのサインが・・・

(今まで読めなかったのです・・・
)たまにあるジョンマクドゥーガルセレクションなのか?
だからラベルがカラフルなのか?

でも,他のボトラースもあったような・・・?

少々納得したような,疑問が残ったような・・・

ちゃんと説明して欲しいものです,インポーターさん!


でも,もう売ってません・・・数年前の話なので・・・





